港区立芝プール

ちょっくら泳いできました。
このプール、前からちょっと気になっていた。
芝公園脇の思い切り雑居ビルに挟まれたところにあり、
水に浮かんで空を仰ぐと都会の風景が視界に入って
ささやかな錯乱を楽しむことができる。
区立プールってことで2時間300円と
リーズナブルなのがありがたい。
今回は18時頃には帰ったが、なにげに20時まで
やっており、夜はライティングされた東京タワーが
見えてちょっといい感じらしい。
機会があったらまた来よう。

東京タワー

多くの都内在住の人間の例に漏れず、一度も行ったことが
なかったが、芝まで足を運んだついでに行ってみた。
お金を払わずに行ける3階のスペースまでしか
行かなかったが、もう、それだけで噂以上に強烈!
夜店風に配置された2階のおみやげスペースからして怪しさ満点。
外観ほど手入れが行き届いておらず、そのさびれた雰囲気は
アメ横センタービルの感じによく似ている。
勿論、どうしようもなく垢抜けない東京タワーグッズが沢山。
赤・青・金色の単色塗りのミニチュアタワーはすごかった。
そして、それを真剣極まりない目つきで物色する人々。
はとバスに揺られてやってきた観光客であろうが、
思わず彼らに「こんなの東京じゃないんだ!」と
説いてやりたくなる。
架空の東京を仕立て上げる東京タワー、
架空の東京を無理強いさせられる地方客。
ああ、この倒錯。
彼らが真剣な分だけこちらはやるせない。


そして、3階には噂の蝋人形館が…。
ショウケースの中にはマドンナ女史の蝋人形が。
(マドンナというよりはデヴィ夫人に似ている)
生意気にも入場料を取るので、当然入らない。
ひとまず、その脇にあるおみやげショップで茶を濁す…


が、茶を濁すどころではなかった。
なんとなしに入ったそこは経営者の趣味丸出しの
サイケロック空間。
ずらりと並んだロックTシャツ、マニアックなステッカー、
リストバンドetc...
しかも、商品の入ったケースには
”トマトソース””なんたらペッパー”等と書かれてあり、
厨房か何かで使用されていたケースの流用っぽいのである。
サイケなお店柄、倒錯感を狙った確信犯だろうが、
ここ東京タワーだろ!?
一応大都市東京のシンボルなんだろ!?
東京でトマトソースで、それでいいのかよ!?
第一、お上りさんはサイケロックなんか興味ねえよ!


俺の憤りはその後、キャプテン・トリップ・レーベルの
ずらりと並んだ超マニアックなCDセレクションで
トドメを刺される。
正直目眩がきた。
こんなカルトな品揃え、新宿の個人のレコードショップ辺りに
行かないとなかなかお目に掛かれない。
参りました、とピンク・フェアリーズのCDを1000円で買った。
(ちなみに、信じられない位クソだった。)


以上。もう行きません。東京タワー。

4th session@O下宅

筋肉痛を抱え再び東高円寺へ。
「You Won't See Me」などのビートルズナンバー、
「坂道」「ノスタルジア」などのオリジナル曲暖める。
前新宿JAMに観に行った「向日葵」というバンドの
ギターとドラムが抜けたらしく、うちのバンドと合併しないか
という話が持ち上がっているらしい。
ドラマーは専門学校も出てバリバリやっているテクニシャンらしく
インディーズでも上位に食い込むところまでやった人らしい。
普通に考えるとお手合わせ願えるのはラッキーな話なのかもしれんけど
彼らのやりたがっているのはヴィジュアル系の元祖みたいなやつらの
コピーらしく、やる気がしない。
オリジナルをやりたいけど、曲を書けんのだという。
そのくせ、こういうのがやりたいというのは明確にあるという。
ファック・オフ。丁重にお断り願うことにする。
とはいえ、ドラムがいないのはサウンドとして致命的であり
どうにかしたいわけだが。
メンバー募集には全然反応が無い。
やっぱちゃんと探さないとだめか。
マイペースな二人セッションは普通に楽しいんだけどね。