たまには気分を変えてホラーでも、ってことで市川コルトンプラザに足を運んだ
わけですが…これがいけなかった。
普段ホラーを観ないので余計にクルもんがあったのかもしれませんが、何しろ
悪魔のいけにえ』のリメイク、南部ホラーものです。閉塞の産む地域単位の
集団狂気、倫理崩壊のグロドロホラーなのです。
自分のバカバカバカ。そのテのはジャック・ケッチャムの小説で懲りたはずなのに。


ケロイド皮膚のチェーンソー男が捉えた男を拷問するシーンでいい加減正視に耐えず、
うっかり彼女を誘ってきてしまったことを後悔。コワイシーンでキャー密着な
ウハウハシチュエーションなんざ望むべくもなく、何度となく「帰る?」と言うか
迷いました。しかし私のそんな心配を他所に存外落ち着き払って観ているように
見える彼女。勝手に自分独りハラハラしているだけなのでありました。
まあ、強烈ですんでホラー好きにはかなり楽しめるモンではないかと。
極めて悪趣味、グロドログチャーで観た後肉料理が喰えないこと必至ですが。