Mushroom Cloud/アオイクウキ

galaxy trainより届きました。
一気に聴くのが勿体ない気がして、こわごわ聴くというのは
一体いつ位ぶりだろうか。
上手いか下手だとか、そういう次元で語れる作品じゃない。
ここにこの秘密めいた音楽があって、それに癒されたり
元気付けられたりする人がいるということ。
それ以上に何か必要だろうか?
という、思考停止に陥ってしまうような作品。


実際、こういうアルバムを聴いてしまうとCCCDだとか
輸入CD禁止だとかいった問題がどうでもよく思えてしまう。
誰かがギターを鳴らして、歌を歌えばその瞬間に素晴らしい
音楽が生まれているのであって、
こういう、誰にも知られないところでステキな音楽を
作っている人たちもいる。
お金にまみれたところで鳴っている音楽が面白くなくなったって、
一向にかまやしない。
自分の耳で良いと思える音楽を聴いていけばいいのだし、
本当に良いと思えるものがなくなってしまったら
自分で作ってしまえばいいのだから。
音楽なんて、そんな肩肘張らなくたって
もっと簡単に愉しめるものなんじゃないか。
そんなことを思い起こさせる、あけすけで、ピュアな作品。