【CD】『セガサターンヒストリー〜サターンが青春だった〜上巻(仮)』10月6日にリリース

http://segadirect.jp/Catalog/ProductDetail.aspx?SKU=0101008-01557&ASP.NET_SessionId=r42h5nbaz5gcyu45x1035dzr
セガサターンの曲ばっかり集めたサントラが出るらしいです。
”サターンが青春だった”って…露骨で嫌なタイトルだな。
いかにも時間を無為に費やしてしまいました、って感じで。
…まあそりゃあ、中坊の頃自他共に認めるほどの
セガフリーク（むしろサターンフリーク）で、
セガサターンマガジンとセガサターンＦＵＮと
グレートサターンＺ（懐かしいね）を毎号買い揃えていた
自分にとって、サターンが青春だった、なんて…
認めざるを得ないじゃないか、クソ。

というかそもそも、サターンに青春を捧げたやつなんて
どの位いるんだ？
このタイトルでピンとくるやつがそんなにいるとは
思えないんだけどな。
むしろこれは俺への挑戦なのか？
発売元がエイベックスという辺りにも
悪意を読み取ってしまうのだが。
さらに、この「（仮）」という表記も…
羽生生純・竹熊健太郎『ファミ通のアレ（仮）』という
漫画に心酔していた当時の自分の言語感覚に物凄く
シンクロしてくるんだよな。
中２の頃の俺が考えそうなタイトルだよ、これ。
なんか、サターンＦＵＮの間での集合的無意識みたいなモンが
あるのかと疑いたくなる。
ぜひ仮題のまんまでリリースしてほしいね。
（仮）で。（読みは「かっこかり」）

しかし、いわゆるセガサターン史を総括するという
コンセプトを掲げた割には、当り障りのなさすぎる
セレクトが気に入らないな。
サクラ大戦、バーチャファイター、サカつく、
デイトナU.S.A、セガラリー…愛が足りないんじゃないか？
どうせ初めから「サターンに青春を捧げちゃった」人たちに
マーケットを絞るならうんとカルトにしちゃえばよかったのに。
祭りなんだって開き直ってさー。
そしたら俺、絶対買うんだけどな。惜しいね。

大体、すでにサントラがリリースされているやつを
収録したって何の面白みもないじゃんか。
もうひとつ、重要なことを言わせてもらうなら、
サターンはプレステと違って、ソフトをそのまま
コンポにぶちこめば、オーディオトラックが
再生できるソフトがほとんどだったんだよ！
プレステみたいに厭らしい黒塗りで、
「音が聴きたきゃサントラ買いな」っていう商売ッ気がないの！
ユーザー思いのサービス精神！
俺がセガを支持したのはこういう部分だったかも。

俺がこういう企画を任されたら、何を入れたかな。
『クロックワークナイト』（音楽最高なんだよな）、
『真説・夢見館』（笑うな！俺は好きなんだ）、
愛嬌で『ワンチャイコネクション』もありじゃないか？（笑）
『バトルモンスターズ』（洋ゲーと見せかけつつ和ゲー）
『Nights』は絶対外せないな。
さすがに今回のＣＤにも食い込んでくるだろうけど。
『バッケンローダー』も、一応サントラ出てるけど
入れたいところ。音楽は本当素晴らしいんだ。
あとは『月花夢幻譚〜ｔｏｒｉｃｏ〜』のＯＰテーマだろ、
『エアーズアドベンチャー』も入れたらどうか？笑
うーんきりがないな。
どうせ上下巻に分けるなら、正史と裏サターン史に
分けてくんないかな。
そしたら俺裏のほうだけ買うなあ。
いずれにしても、一応何が入るのか全部発表されてからに
するけどこのぬるいセレクトでは多分買わないなあ。