終了。

昨日朔太郎、今日安吾と。
どっちも、時間の無い中で我ながらかなりうまく
やったと思う。
実際、朔太郎も誉められたし、安吾も綿密さは
認められたようだ。


しかし、終ったら終ったで非常に陰鬱な気分になった。
というか、俺は本当に発表を好きじゃないと思う。
というのも、良い発表をしたところで所詮人文系だから
俺すげえだろ、どうよという風にしかならないんであって。
俺も俺で、壇上に立つと本当に余裕がなくなってしまうので、
半分喧嘩腰というか、畳み掛けるような発表になってしまう。
俺は相当嫌なヤツという感じに映っているんだろうな。
勉強好きで、それだけで自分を保っているようなヤツに。
そういう、自分の水を得た魚加減と、それを客観視した時の
阿呆らしさに大変に凹んだ。
俺はもう、ピースしか売りたくない。本当に。
俺すげえだろ、とか俺頭いいでしょう、とかいうのは
本当に嫌だ。それは本当に惨めだ。
頭のいいヤツと白痴とどっちがエライかと言えば
白痴に決まっている。俺は白痴になりたい。