『hype!』

juriano2005-06-26

グランジムーブメントの顛末を描いた映画ようやっと観ました。
あー俺もメディアに煽られてグランジを誤解していたかも。
当時シアトルに発達していたシーン(グランジ前夜)が
ここまで自由かつ、健全なものだったとは知らなかった。
なにしろスカウトが来るなんてあり得ない状態で、
ただ楽しいから無欲にバンドをやっているという
ピュアな人々が沢山いたわけだもんな。
素晴らしい。音楽にそれ以上何を求めようか。
hype」(過剰広告)というタイトルが示すとおり、
グランジというよくわからない言葉に付随させた
概念は勝手にメディアに捏造されたものであって、
当時のシアトルのシーンはR&BやHIP HOPも何でもありの
自由奔放なものだったそうな。
全部が全部マッドハニーみたいな音楽だったと思ったら
大間違い。うーん素晴らしい。


しかし、単純にこれを観ていたら若いときの血が
またたぎってしまったよ。
やっぱモタってる音楽やってちゃダメなんかなあ。
また昔みたいに自意識過剰かつ破壊衝動な音楽
やってみてもおもしれえな。


あと、前サントラを聴いたときも衝撃だったけど
FASTBACKSというバンドは本気で良いよー。
インディーポップとして普通に聴ける。
しかしCDをとんと見たためしがない。
手に入るモンならぜひ入手したいけど。