『ほえる犬は噛まない』『子猫をお願い』
ペ・ドゥナ出演作立て続けに観てみたよ。
韓国映画って全然観てなかったけど、勢いがあんねえ。
特に『ほえる犬は噛まない』はとても熱が入っていたよ。
教授の座を狙う主人公が3匹の犬に翻弄される話。
団地という舞台設定やモチーフの使い方がなかなかうまい。
一応コメディだけど、ジャンルに収まりきらない凄みがある。
ただ、何というか韓国映画って品がねえよなw
考えられる要素はバンバン取り込んでいて、全体として
とてもけばけばしい印象。だけど、とにかく元気はある。
これが監督の長編デビュー作っていうからすごい。
『子猫をお願い』もなかなかよかったですよ。ユルくって。
高校時代に仲良しだった女の子4人組が、卒業後に
段々お互いが食い違っていってしまうという、
ちょっぴりイタイ群像ドラマ。
こういうのは何度でも観れるね。
ちょっとした岐路に立たされて弱気になっているときは
いいと思います。
『復讐者に憐れみを』が地元ツタヤになさげでファッキン。
『オールド・ボーイ』の監督だから期待大なんだけどなあ。