日記。

連休予定入れないと脳味噌が腐ると思い、
青春18きっぷを使ってノロノロ乗り鉄の旅でもしよう。
と思い立ったのが先週末。
同じく先週末、髭のドラマーがファミリーレストランで、
「やはり、ここは行くなら恐山。血の池地獄でげしょう。
三途の川を渡って心身共に人生リセットしやがれ」
と仰るので、ああその通りだナと何か深く得心し、
心は下北半島に捉われるのだった。


東北方面へは殆ど足を踏み入れたことがない。
BOOK OFFで購入した「みんなの青春18きっぷの旅 春季編」や
ホームページ、観光ガイド立ち読み等で情報収集しつつ、
あーでもないこーでもない、と悩む。
青い森鉄道の盛岡〜八戸間は18きっぷ適用外と知り
呻吟するも、果たして2960円をケチってまで
ストイックな旅程にする必要があるのか、
判断がつかなくなる。


調べるうちに恐山の境内には参拝者が自由に入れる温泉があること、
また境内には宿坊があり宿泊可能であると知り、
心ときめいた。
宿泊者は、閉山後も境内にある温泉を利用できる。
食前には五観の喝なるものを唱和したり、
朝には死者の供養をするお勤めもあるそうで、
だいぶ心惹かれている。