日記。

昨日、Janisの金券が切れる日だったので
仕事帰りに寄り、散々吟味した末
Simone White/Silver Silver
Wechsel Garland/Dreams Become Things
Robert Wyatt/Nothing Can Stop Us
Amon Düül/Collapsing
THE 原爆オナニーズ/ESSENTIAL(ベスト)
の、5枚を借りる。
我ながら気の触れた取り合わせですが全部よいです。


Simone Whiteはハワイ生まれLA在住の女性SSW。
2007年「I Am The Man」、2009年「やきいも」に続く3rd。
今までは静謐な感じのフォークサウンドだったんだけど
LAのスタジオで一年かけて作られた今回のアルバムは
かなり複雑かつ繊細なアレンジ。
コーラスが相変わらずむちゃくちゃ綺麗。
制作中に起きたという友人の死や失恋が影を落としていて、
歌詞もよりパーソナルな世界観。


Wechsel Garlandもちょっと前に出ていた久々の新作。
ドイツのレーベルからアナログ限定発売されたアルバムのCD版。
ストリングス、ハープ、シンセサイザー、マレット楽器が絡む
幕開けから新境地のポップなボーカルソング、
ピアノ中心の小品、アイデアの数々。
この人やkaraokekalk周辺のエレクトロニカ
昔はまっていて、情景的でとても好きだった。


Robert Wyatt/Nothing Can Stop Usは
1980年リリースのラフトレード移籍第1弾アルバム。
11曲中9曲がカバー。
世界各地の人々の思いにワイアットの視線が向けられ、
ひとつの共有感を生み出すバリエーション豊かな選曲。
これむちゃくちゃ名盤だと思う。ゆっくり消化したい。


Amon Düül/Collapsing(崩壊)
ドイツの政治的ヒッピー音楽集団、アモン・デュールの2nd。
1968年に行われた3日間のレコーディングセッションに
過激なエフェクトを施した代物。
延々と続く怒涛のパーカッション(ノーテク)が、
ライナーノーツで「盆踊り」とか「牛追い」とか
むちゃくちゃ言われてて、クソ笑える。
「4曲目に怪鳥が肉をついばみにくる」って、
なんだよ!と思わずつっこみたくなる。
確かにそうなんだけど。
トランス状態の熱狂が感じられ、とてもドキドキする。
パーカッションの音、気持ちイイ。とてもイくなる。
全体的には極めてダークで、シリアス。


THE 原爆オナニーズ/ESSENTIAL
名古屋結成のパンクバンド、
THE 原爆オナニーズの23曲入り初期ベスト。
最近また割礼をよく聴くこともあって、
繋がりでちゃんと聴きたくなった。
ラモーンズ直系の日本語パンク。
Do you remember Rock'n Roll Radio?の
カバーもあり。むっちゃいい。
スカスカの音が潔くてカッコイイ。


っていう5枚を借りて、その後オオドリー2号店で
野菜カレー800円也+チーズトッピング
ご飯を大盛りお替りしてから
サウナに行くという充実したアフターを過ごした。
サウナは、平日というのにスポーツ系キッズが
大量に発生しており、日本シリーズがテレビでやっているからか
混んでいて不快だった。
スポーツ系キッズ、一体どこから湧いて出るんだろう?