日記。

昨日は。peri氏と日本科学未来館という処に
maker fairというイベントを観て来た。
DIYのものづくりの祭典。
主に理系のイベントで、電子工作のようなモノが
多かったのですが、莫迦と天才は紙一重であると
実感できる内容でした。
すぐに製品化できそうなモノから、
ハイテクを駆使しているのにアウトプットが
明後日の方向の地平線の彼方にすっ飛んでいるモノ
(これが一番多かった)まで。
僕は電子のことは全く解りませんが、
そのから回る情熱という一点のみシンパシーを覚え、
また羨ましさすら覚えるのだった。
死んだ友人が淡い夢を載せていた
3Dプリンタや、それを駆使した作品がかなり目立ち、
何とも言えない気持ちになった。


終了後、新橋のいい感じにしみったれた居酒屋で
さし飲み。
話題もいい感じにしみったれつつ、
「瓜生氏はそこまで閉じなくていいんじゃない?
もっとオープンでいいのじゃない?
じゃがバター塩辛追加」と言われて
そんなつもりは毛頭ないのだけれど、
顧みると結果的にその通りで、
嗚呼と額に手を当て嘆息し、お酒が進む。
心の枠からはみ出てしまった感情を歌うしかない、
それがモチベーションだといったような、
70年代のようなことを言って、
言ったそばから名状しがたい違和感を感じつつ、
マアとりあえずスタジオに入ろうよという小さな結論。
この、せり上がってくるような不安感に
呑まれるのを常に恐怖している。
断固払拭!ファックオフ!で邁進したい。