日記。

土日と荻窪の吉井氏宅に遊びに行った。
テンプラを作ると言うので、西武デパートに行き
ピーマン、タマネギ、ミョウガ、オクラ、チクワ、コーン缶と
ブラックタイガー一尾ずつ、テンプラ粉とそばなど買い求め、
これを調理するのを専ら目で応援した。
テンプラをつくったことなどないので、見ていて面白かった。
油はフライパンに2cmの厚みで敷き、160〜180℃に維持する。
その見分け方はテンプラ粉を落として2/3程度浮けば適温なのだが
この調整と維持が非常に難しい(油をけちると温度が変化しやすい)。
具材を投入すると油の温度が下がるため、あまり一度に
沢山入れないほうがよろしい(2個ずつ位)。
具材によるが1〜3分揚げるのがよろしい。
大切なのは粉をつける前に具材の水気をよく切っておくことで、
ざるで切った後、キッチンペーパーで拭き取る丁寧さが求められる。
あと、油ギトギトになるので、穴の空いたおたまがあるとベター。
といったようなことを失敗しながら学んでいったため
成功したのはオクラとチクワ、コーンのかきあげ位だったのだが
美味しく頂いた。
そばは吉井家流にミョウガとネギで薬味をつくり、
100均で揃えた竹ざるに載せるこだわりで、
手際がよくてすごいと思った。


ピクシーズのボストンLive映像とからっぽNight映像など観た。
2009年頃の迷走期のgoodmanでのホームタウンLiveという
レアな映像も観て、なんか皆若いことに唖然としつつ、
妙なアレンジだったり、ストイックすぎるセットリストだったり、
渦中にあっては冷静に見られなかったことが距離をおいて見られ、
しかし淡々とした中に殺気だった緊張感が感じられ、
微笑ましさもありつつ、色々考えさせられた。
あと、吉井氏の原点であるという21えもんの映画を観て、
発想や展開がサイケデリックすぎて、感動した。


帰るのが面倒になったので泊まり、翌日
ギターとキーボードで何となく家セッションをしつつ、
Wiiを触らせてもらい、専らバーチャルコンソール懐ゲーをやった。
SFC版の高橋名人の冒険島やFCのジョイメカファイトバルーンファイトなどを
やって小学生のような気分に一瞬なった。
帰り、西荻のタイ料理や「ぷあん」に行き、カレー2種700円を食べた。
感動する美味さだったので西荻に来たらまた食べようと思った。