雑感。

昨日、BSで再放送されていたアカデミー賞授賞式を漠と眺めていたら、
マシュー・マコノヒーが「自分にとってのヒーローは10年後の自分だ。
常に10年差があるから、ずっと追い続ける側でいられるのだ」
というようなことをコメントしていて、
正しい考えだとしみじみ思った。


日本人に顕著なのかもしれないが、
何かアンチエイジングだの、若さばかりが礼賛されていて
「10年後の自分」といった時に絶望感を覚える人のほうが
多いのではないだろうか。
それは現状満足の自分大好き的刹那的発想なので、
とてもよろしくないと思う。
10年後、格好良くありたい、
10年後、理想の自分でありたい。
さらっと言えるマコノヒー氏はとても格好いい男だと思う。