更に発表+1。

と、いうその教授のゼミで発表が再来週。
突然ですよ。5分だけだけど、嫌がらせか!
まあもちろん俺だけではないのですが。
「日本文学に現れる夢の諸相」ということ。
夢を扱っている日本文学なら何でも選んで良いということで、
夏休みレポートの延長なんですが。
夏目漱石夢十夜」などはみんな選ぶので面白くない、
澁澤龍彦中井英夫もよく考えるとミーハーっぽくて嫌だ。
(いや、これがいかにもその辺り好きそうな女の子が
うじゃっているクラスなので)
まして、レポートで扱った「パノラマ島奇談」なんてもう今さら
やりたくはない。
という理由によって太宰治「フォスフォレッセンス」に決める。
めっさ短い作品です。
編集者にすぐ書いてくれるようせがまれて、酒飲みながら
口頭筆記で書いたっていうひどい代物。
なんて、でも作品自体はいいですよ結構。最高ではないけど。
それこそ「人間失格」しか知らない読者にはこの辺の短篇を
読むと太宰観が変るかもしれない。ちょっとは。
というわけで発表×4(うちふたつは年明けに繰り越し可?)な年末。