World Standard & Wechsel Garland/The Isle

juriano2004-12-17

最近は、こればっか聴いている。
Wechsel Garland、ヨルグ・フォラートと
World Standardの鈴木 惣一朗(こっちは聴いていないけど)の
コラボレーションです。
World Standardを聴いていないこともあって、コラボの
面白みというのは分からないけど、アルバムのコンセプトが
音を通じてばっちり伝わってくるのがいい。
架空の島「The Isle」を想定したロードムービー的作品なのね。
架空の映画のサウンド・トラックみたいな趣きかな。
それは今俺のやりたいことに近いから、ストライクでした。


今、抑揚のない音楽をやりたいというのが強くある。
淡々としたやつ。一定のトーン、一定の色調、雰囲気を作る。
聴き手が、その中で自由に発想を広げられるようなの。
情景的イメージ。
このアルバムはまさにそんな感じ。


贅沢だよ、これは。幻想文学みたいなアルバム、まさに、
場面ごとを切り取ったように曲が並べられていて、
無限にイメージが膨らんでいく。
いいなあ。こういうの作れたら最高だな。