早川義夫。

今、また早川義夫モードだ。
と言ってもジャックスじゃなくて復帰後の方。
やはり俺はライブ盤『言う者は知らず、知るものは言わず』が好き。
ジャックス時代より、格段に力強いボーカルを聴いていると、
人間老いるのも捨てたモンじゃないなと思う。
ウォークマンで聴いていて思うのが、エレクトロニカは景色と音楽が
溶け込むけど、やはり情念の音楽は景色とは調和しにくい。
今やりたい音楽はそれと違うけど、これも当然捨てたモンじゃないし
早川義夫とかはもう、自分の一部になってしまっている感がある。


ジャックスというと浪人時代にどっぷりはまっていたんですが、
当時御茶ノ水JANISに足げく通っていて、そこに置いてあった
ジャックスのBOXSETと、インディーズから出てたジャックスの
カヴァー集。これよかったな、どっちも。
BOXSET、うろ覚えだけどCDが4枚入っていて、アコースティックの
ライブあり、未発表音源あり、という内容だった。
オリジナルアルバムの『ジャックスの世界』と『ジャックスの奇蹟』に
入っていない曲で、「ピコの唄」とかすごくいいですよ。
あれコピーしたいな。
カヴァーアルバムの方は、ひょっとしてもっとレアだったのかなあ。
アルバムとしてトータルで見ると、粗いんですが、結構泣ける
カヴァーがある。
デキシード・ザ・エモンズが「この道」をカヴァーしたりしていて
面白かった。


どっちもMDで持っていたはずなんだけど、哀しいことに行方不明だ。
まだJANISに置いてあったら今度借りてきちゃおうかな。