人間失格。

だめだ、あがくにあがきましたが、無理でした。
間に合いませんでした。初めてゼミの発表で穴を空けました。
来年、卒論その教授に着いてやろうと思っていたのに、
これでは会わす顔がないじゃないか。


自己嫌悪が降ってくるけど、今へこたれているワケにいかないので
何も考えないようにして、先のことを前倒しでやる。
一日図書館に篭って、今日は宇野浩二『屋根裏の法学士』と
堀口大學の詩に関する資料を集める。
なかなか良いものが見つからないけど、図書館の作業は好きだ。
思いもよらない文献に出くわして、へえ〜とか言いながら、
枝葉道に迷い込んでしまう感じが好きだ。
とりあえず、加藤秀俊の『文芸と社会学』（PHP研究所）という本は
大変面白かったです。
乱歩を社会学で読み解くという内容でピンときた方は一度
読んでみて下さい。


今日は水曜日乱歩の試験対策を終らせる。
宇野浩二『屋根裏の法学士』を乱歩『屋根裏の散歩者』との対比で
読み解く。なかなか良い内容に仕上がって満足だ。