『STUDIO VOICE』2000年7月号。
大下に教えてもらったサイケロック特集号。
茶水のサブカル本屋に行ったらありましたよ、
850円と定価より若干高かったけど買ってしまった。
坂本慎太郎のお薦め盤を初めとして、
マーブル・シープや割礼のインタビューなど
スキモノには垂涎の内容。
坂本慎太郎の発言は個人的には
下手なディスクガイドより断然貴重なので、
全く嬉しい限りだ。
そんな坂本さんお薦めサイケ盤
- The Peter Peter Ivers Band『Terminal Love』(74)
- Peter Iver's Band with Yolande Bavan『Knights Of The Blue Communion』(69)
- 13th Floor Elevators『Bull Of The Woods』
- Mayo Thompson『Corky's Debt To His Father』
- T.Rex『T.Rex』
- Erica『You Used To Think』(68)
- Blue Cheer『Vincebus Eruptum』
- Captain Beefheart & His Magic Band『Trout Mask Replica』(69)
- The Velvet Underground『White Light/White Heat』
- The Half Tribe『Only Startin'』
- The Summer Sounds『Up-Down』
- The Shaggs『The Shaggs』
- Alan Vega『Alan Vega』(80)
- Workshop『ワークショップ登場』(90)
- Mad River『Mad River』
あくまで自分の耳で消化したセレクションなのが素敵だと思う。
ゆら帝をサイケ好きが只サイケをやっているという風に誤解している
人もいるかもしれないが、それは違う。
音楽ジャンルを型にはめてしまうことのバカバカしさが
このセレクションにも充分現れてるんじゃないだろうか。
つまらないディスクガイドよか断然筋が通っていると思う。