Where were you in '62?

juriano2005-06-04

アメリカン・グラフィティ』と『I Love ペッカー』を観る。
ツタヤで2本借りてきてどっち先にしようか迷うも
アメリカン・グラフィティ』から。


1962年のアメリカを舞台にした青春ドラマ。
ハイスクールを卒業して、大学に進む二人は
明日飛行機で発つ手はずになっているけど、
未だに悩んでる。


地元の恋人に、僕らはもう大人だから別れている間は
自由に交際しよう、なんてトチ狂ったことを男の方が
持ちかけて、当然女の子は怒って、別れようなんて話に。


一方で地元に残る友達も複雑な心境で、
やりきれない気持ちをぶつけるアテもなく…


こんな複数のエピソードが並行して進んでいく。
めちゃめちゃ良い。
このよさは、スタンド・バイ・ミーを観た後のような
個人的な感情に訴えてくる類のもの
だから説明し辛いけど、もっと青春を堪能しなくちゃ、
今を精一杯楽しまなくちゃという気持ちになった。


I Love ペッカー』は『ピンク・フラミンゴ』の
ジョン・ウォーターズ監督作品。
まあはっきり言ってクリスティーナ・リッチ目当てで
観たようなモンなんですが、映画的にはダメでした。
特に『アメリカン・グラフィティ』の後だと。
こっちを先に観ればよかった。
またしばらく『アメリカン・グラフィティ』の余韻で
心にポッカリ穴が空いたような感じになりそう。