Where were you in '62?
『アメリカン・グラフィティ』と『I Love ペッカー』を観る。
ツタヤで2本借りてきてどっち先にしようか迷うも
『アメリカン・グラフィティ』から。
1962年のアメリカを舞台にした青春ドラマ。
ハイスクールを卒業して、大学に進む二人は
明日飛行機で発つ手はずになっているけど、
未だに悩んでる。
地元の恋人に、僕らはもう大人だから別れている間は
自由に交際しよう、なんてトチ狂ったことを男の方が
持ちかけて、当然女の子は怒って、別れようなんて話に。
一方で地元に残る友達も複雑な心境で、
やりきれない気持ちをぶつけるアテもなく…
こんな複数のエピソードが並行して進んでいく。
めちゃめちゃ良い。
このよさは、スタンド・バイ・ミーを観た後のような
個人的な感情に訴えてくる類のもの
だから説明し辛いけど、もっと青春を堪能しなくちゃ、
今を精一杯楽しまなくちゃという気持ちになった。
『I Love ペッカー』は『ピンク・フラミンゴ』の
ジョン・ウォーターズ監督作品。
まあはっきり言ってクリスティーナ・リッチ目当てで
観たようなモンなんですが、映画的にはダメでした。
特に『アメリカン・グラフィティ』の後だと。
こっちを先に観ればよかった。
またしばらく『アメリカン・グラフィティ』の余韻で
心にポッカリ穴が空いたような感じになりそう。