一週間が終わった。

風邪っ引き真っ只中の連日取材。
別の本の営業も同時進行で含みつつ
我輩はなかなか健闘した。えらい。


総会後の懇親会、所在なくあほヅラしてつったってると
コンパニオンのおねーさんがお飲みものお持ちしますか
と言ってくるわけです。
いやオレ風邪なんでつらいんだけどと思いつつも
「じゃー、まあ適当に…」なんて応対すると
ビールを持ってきてくれる。
手持ち無沙汰でこれを飲み干すとまた別のおねーさんが
「グラスのほうよろしいですか?また何かお持ちしますか?」
と言ってくるわけです。
いやオレ風邪なんでつらいのよねーと思いつつも
「はあ、まあ適当で」と応対すると
今度はウイスキーを持ってきたりする。
そんなことを繰り返すうちロクに名刺を交換していないのに
随分とお酒が入り、熱も相まってグラグラし、これダメ!直帰!
と帰宅後即座に床に突っ伏すという日も含みつつ。


取材では行ったことのないような街に侵入するのが
少しく面白い。
最近行ったのでも、中浦和、江古田、下高井戸等々。
降りたことのないようなとこばっかりだ。
あー良い街だね。でも多分もうこねーなーとか。
こう部外者の意識で。


仕事は頑張れば頑張るほど、何か虚無感がくる。
何か頑張っているんです自分。ひたすら無意味に。
誰かのためというのでなく、ひたすら己のために。
やりたくもないようなことだからこそ、
完全燃焼でなくちゃーならない。
というような体質が、学生時代から身についている。
孤独感はどんどん募るいっぽうだ!
ダレとも、何も共有していないという焦りが
一方で!
みんな一体どうやって己を保っていられるんだ??
一体、どんなやり方で!
僕は甘ったれたくてしょうがない。
というような、支離滅裂な思考がかけめぐる。
うーんとりあえず風邪を治すよ。