アレンジ固め中。

レコーディングに向けてアレンジ見直し。
@宅session。
初めてちゃんとコード譜面を書いて配る。
こういう基本的な作業はやっぱり大事ですな〜。


「夜のビーチ」
http://www.geocities.jp/kotobukiriano/songs/090207beach1.mp3
intro2みたいな部分も縮めてスマートに。
Cメロのお花畑をもっと深みに入る感じに。
物語性の強い、場面転換も含めて
情景が鮮烈に浮かぶ曲に仕上がってきた。
冷静に考えるとかなりぶっ飛んだ曲だと思うんですけど。
ある意味非常に新しくないですか??
癒し系だと思ってるそこの御仁、どうなんですかその辺。
このアヴァンギャルドさをわかってくださいよ!!


ライ麦畑」
http://www.geocities.jp/kotobukiriano/songs/090207raimugi1-kikyu2.mp3
Cメロと終わり方見直し。
Cメロはもう一息かな。終わり方は非常によくなりました。
ライ麦畑は実はドラッグやドラッグ的なものについての
唄であります。
「君が幸せ見つけるまで そばにいてあげるわ」
とは、ドラッグちゃんの一人称であります。
ライ麦畑」は思春期の気分を表しております。
「もろくてこわれやすい君の 消化器を守るために」
消化器とか言っているのはカート・コヴァーン御大が
胃炎持ちであり、痛みをやわらげるのにヘロインを
常用していたエピソードの影響だと思います。
カートと自分を同一視している辺りが、非常に17歳当時の
作詞であると思います。
しかし、実際当時僕も大いに胃を荒らしていました。
飯も食わずに朝からコーヒー及び酒・煙草を喫み続け
強迫観念に追われながら学校をサボり、ひたすら
何かから逃げ続けていた僕の生活は大いに
胃によろしくないものでした。口臭がひどかったでした。
マア、好んで胃を荒らしてカート御大に追随していた
節も絶対にありますね。
森山大道も写真は胃で撮る(頭でなく、胃で思考する)
らしいですが、消化器というのは実に切実なモチーフです。
いずれにしても陰惨な気分から生まれた歌であることは
間違いなく、それでもこうしてポップなアプローチで
聴かせてるというのは非常にオトナっぽいとは思いませんか。
ある種、ハードボイルド的だとは思いませんか??
どうなんですかその辺。わかってくださいよ!!


「気球の旅」
http://www.geocities.jp/kotobukiriano/songs/090207kikyu1.mp3
ブレイクの後のリードギターなど細部の緩急を見直し。
最初にリフを作ったときはThe Raincoatsをイメージしてた。
民族的なスケールのリフが交差する、ポップかつメロウ、
ファンクでフリーキーでヒップでサイケ。
何言ってるのかよく分かりませんが
そんな音楽に対する憧れの気持ちで最初リフを作った。
だけど出てきたBメロが思いのほか素直な展開であったため、
落としどころが何だかよく分からなくなった。
そんなハテナマークのままバンドに持ち込んだために
案の定大変紆余曲折し、ハードドライブな時期もあり、
最終的にはよりメロディックで、最初のイメージに
近い仕上がりになってきております。
そんな怪しい経緯を辿っている曲のため、
多分ほかにはない曲になってきているんじゃないでしょうか。
どうなんですかその辺。とりあえず分かったふりしてくださいよ!!


おまけ:独り宅録
「train」(仮)
http://www.geocities.jp/kotobukiriano/songs/train.mp3
雰囲気だけフォークトロニカ風な新曲。
Cメロの展開が気に入っている。
本当はアップテンポな曲を作ろうと思っているけど
ネクラソングばかり出来てしまうよ。
それは僕がネクラであるから仕方ないけれど、
たまにはネアカなふりさせてくださいよ!!