ソーシャル・ネットワーク。

juriano2011-08-18

デヴィッド・フィンチャーの「ソーシャル・ネットワーク」を
今更ながら観た。
フェイスブック創始者のマーク・ザッカバーグの半生を描いた作品。
映画としての評価以前に、純粋にサクセスストーリーとして興奮した。


マーク・ザッカバーグの人物像はとても魅力的だ。
惚れた女にソデにされた腹いせでブログに悪口を書き殴った後、
酒の勢いで大学のサイトにハッキングして
女子の顔の良し悪しを比べるホームページを立ち上げるなど、
実話なだけに実に痛快。
客観的にみてかなりくそ野郎なのだろうが、
この手の悪ノリには男子校的シンパシーを抱かざるを得ない。


彼にとっては目先の小金よりも、訴訟沙汰よりも、
何かを仕掛けることのほうが重要事であって、
価値観の転倒した人間の魅力がよく描けていた。
それはとてもクールなことだ。
「仕掛ける」感覚を大事にしていきたい。