立石の呑み屋。

京成立石の知る人ぞ知るコアな呑み屋「うちだ」。
かなり前から噂には聞いていたのだが
とうとう連れてってもらった。


スゴイ点は枚挙に暇がないが、
まず店に入ると驚くべきことにメニューがないので、
一見さんはしょっぱな死亡します。
メニューは、大きく分けて
「もつ焼き」「煮込み」「ナマ」「おしんこ」などが
存在する。
それらを、例えば「もつ焼き」について言えば
具・焼き方・焼き具合・酢を入れるか、の順で
口頭で注文するのです。
ex)カシラ・素焼き・うんとわか焼き・お酢
 ガツ塩よく焼き


店内には暗黙のルールが幾つもあり、
まず既に他の店で酒が入っている場合は入店禁止。
コンパクトな店内を移動する際はカバンを前に抱き
身を斜めにして歩かなければいけないし、
なるべく自分のスペースを占有せぬよう、
食べ終わった皿は重ね、串は並べて置いておく。
また、基本的に長居は禁止である。
(泥酔客はお断り)
これらの暗黙ルールに支配された状況で呑むのだが
こういうのも体験すると面白い世界ではある。


素材は新鮮そのもので、そして驚くほど安い。
早い時間でも常に行列を作っており、
ファンの多いのも納得。


という訳で、カシラ・ハツ・ガツ・レバー素焼きわか焼き
ハツモトの煮込みなどを散々飲み食いし、
ビールも梅割りも呑み、別の店で梯子した結果
最終的に胃が悲鳴を上げ返上したので
元も子もないのだが。
それでも。
医食同源というけど、なんかすごい
エネルギーが得られた感がある。
ハツ食べると心臓によさそうみたいな。
もつ焼き、ゴイスー。
次はプライベートで、もっとマイペースに呑みたいなあ。