日記。

「群れから逸れた子供ペンギン 末路」
なんて不吉なキーワードでこのブログに飛んでくる人、
誰ですか。
やめてください。


先刻、散髪して午後の時間が余ったので
有楽町に行き、
高畑勲監督の「かぐや姫の物語」を観て来た。
街がイルミネ過ぎて眩暈がした。
店内がメリクリ過ぎてぶっ倒れそうになった。
ので、試しにマルイ前に無意味に突っ立って
10分ほど静止し、奇妙なオブジェを演じてみたりした。


田舎暮らし礼賛は、いかにも高畑氏らしいけど
都の暮らしとの対比が露骨過ぎて、やや抵抗あり。
結局、自然礼賛一辺倒な感じがしたので
もうちょっと分裂してるほうが俺好みであった。
竹取物語がそんな深みにはまってもなという気もするが)
絵柄は好みが分かれると思うけど
意欲的で、全力疾走するシーンなど
力感あってよかったっす。
生きることを直球で肯定しているとても健全な作品なので
余計なこと考えずにスッと観たほうがいいかも。