日記。

新宿で取材後直帰。
わざわざ御茶ノ水で降りて神保町まで歩いて飯。
すずらん通りの裏手を歩いていると
何とも言えず穏やかな気持ち。
サマセットモームの「月と6ペンス」読んでいる。
時たま挿入される冷徹な諧謔だか風刺だかに
ハッとさせられる。


〔苦難が高貴な性格を作るというのは真実ではない。幸福が心の気高さを生むことはときとしてある。だが、苦難は、だいたいの場合、人を狭量にし、意地悪くする。〕