『ビートルズ ラヴ・ユー・メイク』(上)(下)ピーター・ブラウン スティーヴン・ゲインズ著 小林宏明訳

アップル社の重鎮にしてビートルズとも縁の深いという
ピーター・ブラウン氏とジャーナリストの
ティーヴン・ゲインズ氏の共著。
以前神田で買ったやつを現実逃避気味に読み始める。


考えたら昔からはまっていたくせに、ビートルズ関連の
読み物というのはあんまり読んでなかったことに気づいた。
(その代わりアンソロジーが出た年の晦日にやってた
6時間くらいのドキュメンタリー番組は、それこそ
録画撮りしたやつをテープが擦り切れるくらい観たな)
ビートルズの伝記本なんてのは、それこそ腐るほど
あるんだろうけど、この本は分析的だったり
赤裸々なメンバーの素顔を映し出そうとするんじゃなく、
あくまで彼等を内側から知る人間の証言をもとに
活躍をドラマチックに描こうという姿勢がいい。


そういえば、ジョンのアコースティック音源を
集めたやつが出てるんだっけ。
でもやっぱジョンはロックンロールだよな。
同時に出た『ロックンロール』のリマスタリング
のが欲しい。