CD/DVDドライブを買いに。

以前書いたようにCDドライブが死んでメディアの死骸が
どんどん増えていくような状況だったので、ベイダーに
付き添ってもらって秋葉原に買いに行った。
せっかくなのでDVDも焼けるやつにすることにし、
1万円位は仕方ねえべと覚悟していたのだが、
相場は7、8000円程度という感じだった。
色々お店を回った挙句、Wonder Cityなる店で
ライティングソフト・DVD再生ソフト付5500円という
予想以上の安価で購入できた。
ベイダーとお店に感謝感謝。


あと、電気街のはずれにある大変怪しい店に案内してもらった。
外観はそこらへんにあるちっこい小売店と変わりないのだが、
置いてあるものが最高におかしい。
まず、ケーブル・変換プラグの類が強烈な安さで売っている。
1個のステレオミニプラグから2個出力させるやつとか、
200円以下で売っている。これはレコーディングに大変便利なので、
あまり用途を考えず適当に色々購入した。


ここまではまだそんなに変わった店じゃないが、別の棚には
なぜか手作り石鹸が60円で売られている。?
さらに他のスペースを見ると、タロットカードや黒魔術に使用する
アイテムなどがずらっと並んでいる。
極めつけには、「本物の魔女になる方法」などと題された同人誌が
委託販売されている。
表紙の感じからして、真面目に魔女のなり方について
解説してありそうで、とても怖い。


あとなぜかいい感じのエレクトロニカが普通に流れていて、
わけわかんねぇなと思っていたら、CDもずらーっと並べられていた。
それらはテクノ/ハウス/ノイズ系のインディーズCD。
チラシを見ると、どうやらこの店、「インディーズテクノの聖地」
なんだそう。ここまで来ると本当に意味がわからない。
けど、テクノの没作家性を考えると、こういうところにこそ
良い音楽があるような気がして、CD―R作品、結構気になった。
「色々入ってます」とだけ雑然と書かれた210円のMD、
買えばよかったかも。


そんな支離滅裂ショップなのだが、考えてみると客層も
充分怪しかった。いかにも零細企業勤務風のうす汚い親父が
うろうろしていて。どこがインディーズテクノの聖地なんだ?
どこに文化があるんだよと思うが、奇妙な説得力があるのが不思議。
なんか、また行ってしまいそうな変なお店です。