ディズニー・アート展＠東京都現代美術館。

http://www.disney.co.jp/disneyart/
あまり期待しないで行ったら感動させられた。
千葉大で発見されたディズニー初期作品の原画や
コンセプト・アートのほかに、ディズニーから借り受けた
作品を展示。
500点以上のハードボリューム。


展示は観賞作品としての背景画（＋セル画）、
映画の世界観を固める段階で、アニメーターたちが
思い思いの画風で描くコンセプト・アート、
くわえてディズニーランド建設時のイメージ画などを展示。
初期作品はほとんどの作品をおさえていると思いますが
『眠れる森の美女』は特に点数が多く、映画の構想段階から
完成に到るまでの工程を追えるようになっている。
これこそ百聞は一見にしかずなので
ふらっと行ってがつんとやられてみてください。


同じチケットで観れる常設展の
『MOTコレクションー 1960年代以降の美術展』
も現代アートとかお好きな方にはおすすめ。
http://www.mot-art-museum.jp/jyosetu/75/
ウォーホルの自画像や横尾忠則などサイケなのから、
立体作品まで色々あります。
吉田克朗のフォトエッチング作品がとても面白かった。
写真でも絵でもコントラストの強いものが
好きなんだということに気づかされた。


あと、同館内の無料で入れる図書館は最高です。
最近公開の美術展カタログなどばーっと置いてあって
フロア全体アート本づくめ。
会社辞めて毎日通いたいと思いました。


行った日は、ほかにも美術展を梯子するつもりだったのに
ディズニー展の内容が濃いのと居心地がよいのとで
すっかり一日いてしまった