デスノート後編。

juriano2006-12-03

http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/
前編観てないけど観てきました。
全く問題なく愉しめました。


正直この作品の良否はラストをどう決着つけるかで
一切が決まると思っていた次第ですが、
その意味ではとても美しくまとまっていた。
原作でLが死んで以降の間延び感に不満を抱いていた人は
ぜひ観ると良いです。
原作シナリオの無駄を削り落として、とても分かりやすく
キレイにまとめています。


ただ悲しいかな、惜しいのは聞いてたとおり
藤原竜也がライトの冷徹非情かつ完璧なイメージに合わず
ミスキャストなため、L対ライトの完璧VS完璧の対立軸が
甘くなっていること。
松山ケンイチはかなりハマっているだけに惜しい。
その辺の、作品至上主義になりきれていない辺りが
「よくできたテレビドラマ」感が否めないところか。
レッチリも使えばいいってもんかしら…。


ライトの父親役の鹿賀丈史ですが(料理の鉄人のアノ)
オレは鹿賀丈史というと「野獣死すべし」の
パンチパーマのチンピラ役のイメージが強烈なので、
あまりのギャップについ笑ってしまうのです。