エヴァ破。

juriano2009-06-28

昨日、ホームタウンsession帰りに
箱崎のかじろー邸に遊びにいき
音楽を聴きジャックダニエル等を呑んだくれ、
ミニコミ制作の話など。


翌日、矢沢氏と市川コルトンプラザへ、
前日公開されたばかりのエヴァ破を
観に行くことになっているというので
のこのこ着いていく。
ちなみにエヴァは流行している最中頑なに観ず
浪人中、ビデオで(!)後追いで観て、
割合はまったくち(はいからはくち)である。
とはいえ、ぼくは別に綾波萌えでもなければ、
アスカに「アンタバカァ?」と罵られ足蹴にされたい
わけでもないことを一応付記しておく。
また、「エヴァ序」は別離した彼女がいつの間にか
前売り券2枚を購入しており、有無を言わさず
新宿で観た経緯がある。
至極なつかしく、面白くまたよくできたリメイク版
という印象であった。


2時間しか睡眠をとらずまた胃に酒の残っている2名にて
早朝の本八幡へ、そして愛憎入り乱れる市川コルトンプラザへ向かう。
途中、あからさまにエヴァを観ると思しき少年たちとすれ違う。
人の流れがいつもと違うのが面白い。
遠くで手を振っているYAZAWA氏。
結局8時半の初回はやめにして、11時の回をみることに。
ドトールにて時間を潰しつつ、今回のエヴァが完全に自主制作、
インディーズであること、配給にあたっては代理店を通していない
革命的なことをしていることなど、聴いた。
ちらりとミニコミの話。
YAZAWAが悩んだ末、以前レビューサイトでやったような
CDジャケ買い対決に対抗して、エロフィギュア買い対決をすれば
いいんじゃねえか、などと提案するので、萎縮する。


そしてエヴァ破。
ネタバレしてしまうと楽しさ半減なので詳細は書けないが
うっかり享楽的に観てしまったくらい、エンターテイメントに特化した作品。
内容に関してはほとんど新作といえるものだが、
原作を観ていればこそ楽しめる要素が随所にあり
これでもかというほどファンサービスが詰まっている。
話のピッチの早さは序を上回っており、原作を観ていないと
正直どうかと思うが、いさぎよく割り切っているといった印象。
「こうあってほしい」といったファンの願望を120%満たしており
突き放されることに喜ぶマゾな文学肌にはいただけないだろうが
祭りと割り切って存分に楽しむのが本作の正しい鑑賞態度かもしれない。
次回作「Q」もこのエンターテイメイント精神を貫くのか、
あるいは華々しくパンクにオチをつけるのか、定かではないが
次回予告も色々と謎をふっかけて終わったので次が今から気になる。
また公開は2年くらい先かもしれないが。。。