日記。

juriano2014-03-15

4分の1書いた辺りで暗礁に乗り上げた。
正念場だと思って頑張りたい。
小林和彦氏の
「ボクには世界がこう見えていた−統合失調症闘病記」(新潮文庫)を
再読している。
統合失調症に罹患した同氏が自らの内的体験を
客観的に綴った記録で、存在自体がすごい本だと思う。
そもそも統合失調症は病識が欠如している場合が多いので
こういう手記自体が稀なものらしい。
これを読んでいると、
発症に至る原因も兆候もこれだとはっきり言えるものはなく
正気と狂気はボーダーレスだということがよくわかる。
そういう意味ではとても恐い本ですが、
アニメーターを志した同氏の青春記としても十分面白いので、
統合失調症に関心のない人にもお勧めしたい一冊。